子宮摘出(症例1)

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子宮筋腫と卵巣腫瘍

閉経後の更年期障害

(Hさん/主婦)
47歳の時、月経不順があり、検査の結果、小さな子宮筋腫が発見されました。
貧血はありません。

定期検診を継続しましたが、その後、子宮筋腫はじょじょに大きくなりました。
貧血の症状も、軽いながら、見られるようになりました。
月経の量も増えました。

もう閉経の近い年齢です。
そこで、子宮筋腫の手術はおこないませんでした。

54歳になり、閉経しました。
しかし、この少し前から、
不眠、外陰部の不快感、発汗などに悩まされていました。
典型的な更年期障害の症状でした。

医師の意見は、
更年期障害にはホルモン補充療法がいい。
しかし、ホルモン補充療法をすると、子宮筋腫を大きく成長させてしまう。
したがって、これはやめて、漢方薬を服用するようにしたのでした。

効果なし、でした。

54歳の閉経後、検査によると、
子宮筋腫は少しずつ小さくなっていきました。
しかし、発汗やのぼせといった症状は連日続き、
おさまる気配がありません。

閉経から4年近くたっても、こうした更年期障害の症状はおさまりませんでした。

Hさんは病院を変えました。

Hさんは新しい担当医に懇願しました。
子宮筋腫が大きくなってもかまわないから、
ホルモン補充療法で更年期障害の症状を消して欲しい、と。

新しい医師は、ホルモン補充療法を実施しました。

結果は、予想通り。

更年期障害はウソのようになくなっていきました。
そして、その反対に、子宮筋腫は大きくなっていきました。

結論ですが、Hさんは、上のような事態にいたり、
医師と相談の上、
子宮筋腫を摘出する手術を決心したのです。

手術は、ホルモン補充療法を実施してから1年後のことでした。

子宮のすべて、両側の卵巣・卵管のすべて、
これらを全て摘出する手術を受けました。

この手術を受けてからすでに4年たち、Hさんは元気に暮らしています。
ただし、ホルモン補充療法はいまも続けていますが。




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