陣痛促進剤


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出産のトラブル(胎児仮死)
出産のトラブル(弛緩出血)
出産のトラブル(血栓性肺塞栓症)
鉗子分娩・吸引分娩
後産(後陣痛・悪露)

使い方しだい

かつて、陣痛促進剤の誤った使用法による事故のニュースが、
新聞紙上をにぎわせたことがあります。
そのせいもあって、陣痛促進剤にはマイナスイメージを抱く人も多いでしょう。

けれども、これは使い方しだいです。

本来、お産は自然に進んでいくものですが、
お産が始まらなければ、母子に危険が及ぶことが心配されるケースもあるし、
また、陣痛がなかなか強くならないために母子ともに危険に陥るケースもあります。


破水後に陣痛が始まらず、感染が心配される場合、
胎盤の機能が低下し始めてきた場合、
妊娠42週を過ぎてもお産が始まらず、赤ちゃんの状態が心配な場合、
こうしたケースで、陣痛を誘発する薬を使います。


悪影響はない

陣痛促進剤は、ママの体のなかで分泌されるホルモンと同じものが合成されています。
したがって、ママや赤ちゃんに悪い影響を及ぼすものではありません。

しかし、薬の効き方には個人差があります。
薬の量は、ママや赤ちゃんの状態に応じて処方されなければなりません。

現在では、陣痛促進剤の使用上の注意が改訂されています。
つまり、薬の調節、母子の観察を徹底して行うことが定められているのです。

いずれにしても、スタッフとの信頼関係が一番大事です。

何か疑問なことがあれば、使用前も使用中も、
納得できるまで質問しましょう。

※※※スタッフとの信頼関係が一番、ということの意味は、
病院によっては、自分たちの都合で陣痛促進剤を使うことも考えられるからです。
ほんとうに妊婦さんのために薬を使う産院か、
疑問点を質問しているなかで感触をつかみましょう。
また、いったん陣痛促進剤を使っても、それが体質に合わない場合もあるので、
そのときは、遠慮なく医師や助産婦さんに伝えましょう。
薬を変えて、その後うまくいくケースもあります。
また、点滴のスピードを変えるだけで、うまくいくこともあります。

どんなケースで使われるか

1)微弱陣痛
陣痛促進剤を使うケースでは、これがいちばん多いケースです。
陣痛が弱いままですと、お産が長引きます。
すると、母子ともにストレスがかかります。
薬の量を調節しやすい点滴を使って投薬します。

2)軟産道強靱(なんさんどうきょうじん)
軟産道がかたくてなかなか赤ちゃんが進めないとき、
これを助けるために陣痛促進剤を使い、
陣痛を起こします。

3)破水後、なかなか陣痛が始まらないとき
破水しても陣痛が始まらないと、
感染や赤ちゃんの体力が低下するなどの心配があります。
そこで、まず錠剤で陣痛促進剤を飲み、
陣痛がきたら点滴に切り替えます。

4)過期妊娠(かきにんしん)
妊娠42週を過ぎてもお産が始まらない場合を過期妊娠といいます。
この場合に陣痛促進剤を使います。
しかし、多くの産院では、妊娠42週未満であっても、
陣痛を誘発しています。




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