帝王切開


出産のサイン(おなかの張り・おりもの・腰痛など)
出産がはじまる(おしるし・破水・陣痛)
いよいよ出産
出産の流れ(準備期)
出産の流れ(進行期)
出産の流れ(移行期)
出産の流れ(児頭娩出期)
出産の流れ(娩出期)
出産の流れ(胎盤娩出期)
出産を乗り切るために
出産時の医療処置(点滴・浣腸・剃毛・導尿)
会陰切開
バースプラン(立ち会い出産・陣痛促進剤・母乳・母子同室)
立ち会い出産
無痛分娩
出産-入院のタイミング
出産-破水
出産が怖い
出産にかかる時間はどれくらい?
出産の痛み
陣痛とは?
陣痛を克服する
帝王切開
帝王切開の手術
陣痛促進剤
へその緒(鉗子・吸引・帝王切開)
出産の呼吸法
出産(娩出力・産道・胎児)
出産(いきみ・いきむ)
出産の姿勢
出産予定日(正期産)
出産予定日を過ぎたら(過期妊娠)
出産のトラブル(微弱陣痛)
出産のトラブル(遷延分娩)
出産のトラブル(児頭骨盤不均衡)
出産のトラブル(回旋異常)
出産のトラブル(胎児仮死)
出産のトラブル(弛緩出血)
出産のトラブル(血栓性肺塞栓症)
鉗子分娩・吸引分娩
後産(後陣痛・悪露)

予定帝王切開と緊急帝王切開

通常のお産、つまり、赤ちゃんが産道を通って膣から生まれてくることを、
「経膣分娩(けいちつぶんべん)」といいます。
これに対して、おなかを切って、子宮から直接赤ちゃんを取り出すことを、
「帝王切開」と呼んでいます。

帝王切開は、下半身だけの局所麻酔をして行いますから、
赤ちゃんの産声を聞くことはできます。

帝王切開には、あらかじめ予測される場合と、
経膣分娩の途中で、緊急に帝王切開に切り替わる場合とがあります。
これらは、妊婦さんの状態とか、産院の方針によって異なります。

なお、経膣分娩には、健康保険が適用されませんが、
帝王切開には適応されます(つまり、保険を使える)。


増加する帝王切開

帝王切開は、全出産の10パーセントほどの割合で行われています。
しかし、傾向としては、今後増えていくことが予測されます。
日本だけでなく、他の先進国でも同様に増えていくでしょう。

帝王切開が増えてきた理由として、
安全性が広く知れ渡ってきたことがありますが、
それだけではなく、早産の赤ちゃんを帝王切開で助けられるようになったことが
いちばんの要因だと思われます。

帝王切開によるお産は、ママの回復がいくらか遅れます。
しかし、赤ちゃんの身になってみれば、
より負担の少ない方法でもあります。

過去の実績を見ればわかるように、
帝王切開で大きなトラブルになるケースはまずほとんどありません。


緊急帝王切開になるケース

・「回旋異常(かいせんいじょう)」といって、
赤ちゃんがうまく回りながら下りてこられない場合。

・陣痛がなかなか強くならない「微弱陣痛」のとき。

・赤ちゃんにへその緒が巻きついていたり、
胎盤機能が低下していて、赤ちゃんが低酸素状態にあるとき。

・何らかの原因でお産が長引いてしまっている「遷延分娩(せんえんぶんべん)」の場合。


予定帝王切開になるとき

・ママが重度の妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)になっているとき。

・ママの骨盤が赤ちゃんの頭に比べて小さい「児頭骨盤不均衡」の場合。

・前置胎盤(ぜんちたいばん)といって、胎盤が完全に子宮口をふさいでいるとき。

・赤ちゃんの機能がまだ未熟で、
経膣分娩では赤ちゃんの負担が大きいと判断されるとき。


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