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最後の生理の1日目から10ヶ月間、これが妊娠期間

(まず最初に、出産予定日を考えるに当たっては、
通常のカレンダーは、わきに置いて下さい。
頭が混乱するからです。)


さて、妊娠期間は、最終の生理があったその日から280日間です。
昔は「十月十日(とつきとおか)」といわれましたが、より正確には、280日間です。

生理の周期は、1ヶ月を28日で計算します。
したがって、妊娠期間は、
日だと280日、
月だと10ヶ月、
週だと40週となります。

そして、この280日目、
10ヶ月目、
40週目、
これが出産予定日ということになります。
※10ヶ月とか40週といっても、通常のカレンダーの10ヶ月、40週とは違います。

ここで注意したい点があります。
最終の生理が始まってから約2週間後に排卵があり、
そのまた1週間後に子宮内で着床し、妊娠が成立します。
すなわち、妊娠は、最終の生理日から約3週間後に成立するのです。
つまり、妊娠期間というのは、
まだ妊娠が成立していない段階からカウントされる、ということです。

このため、よくあることとして、
生理が遅れて心配になり、
産婦人科を受診したら、
「妊娠6週ですね」などといわれるケースです。
この場合、厳密に6週間前に妊娠が成立しているのではありません。
あくまでも、妊娠期間をカウントするルールに基づけば、
すでに6週目です、ということに過ぎません。

いずれにしても、
妊娠期間のカウントは、常に後追いになります。
「今日、この日が、妊娠第1日目だ!」ということはあり得ないのです。
常に、あとから振り返って、あの日が1日目だ、ということになるのです。


あたりまえだけど、出産予定日はあくまで予定日

出産予定日をカウントする基礎は、月経周期(生理の周期)の28日です。
したがって、生理が規則正しくこない人には、これは当てはまりません。

現在は、医学もすすみ、出産予定日も、より実際的な割り出し方をしています。

妊娠8週〜11週というのは、
統計的に、ほぼ個人差がありません。
そこで、この時期に、おなかの赤ちゃんを超音波検査で調べます。
赤ちゃんの体の大きさを測定し、
この大きさからより正確な妊娠週数を割り出します。
こうして出てきた正確な妊娠週数によって、
出産予定日にも修正を加えるのです。

とはいえ、予定は予定です。
必ず出産予定日に産まれるわけではありません。
あくまでも、統計的な確率からきています。

統計的には、出産予定日の3週前から2週遅れ、この期間に90パーセントを
超える赤ちゃんが産まれています。
ちなみに、この期間に出産することを「正期産(せいきさん)」といいます。

出産予定日を2週間以上過ぎると、胎盤の機能が低下します。
胎盤というのは、いわば、食事付ベッド、のようなものです。
当然、赤ちゃんの生存が危機にさらされます。
したがって、ママにとってはもちろん、
助産婦や医師など医療者にとっても、
出産予定日というのは、重要な目安になっているのです。


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