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先天異常:だれでも不安は持ちます

「赤ちゃんに障害があったら・・・・・・」とそんな不安は、
すべてのママが抱く不安でしょう。
1人の例外もない、と断言してもいいくらいです。
当たり前の感情です。

この不安は、1つには、
自分自身がそういう子供を育てていけるかどうか、ということと、
もう1つは、そうした障害のある子供に対する社会の非寛容さがわかっているからです。


20人に1人:先天異常

先天異常とは、生まれながらにして心身のいずれかに異常があることです。
「異常」というと特別なことのようですが、
確率からいうと、全出生の20分の1の確率で先天異常は起こっているのです。

先天異常の原因は、
まず、遺伝子の影響によるもの、
染色体の異常によるもの、
赤ちゃんの器官形成の段階で、放射線や薬剤、ウイルスなどの影響を受けた
ケースなどが含まれます。

現在のところ、こうした先天異常の本当の原因は、わからないケースがほとんどです。


先天異常は、生まれたときだけの問題ではなく・・・

遺伝子の研究は、いまとてつもなく進歩しています。
数万個あるヒトの遺伝子のなかには、
1人あたり数個の劣性致死遺伝子(れっせいちしいでんし)が含まれていることが
わかってきています。
このことは、すなわち、生まれたときには20人に1人の先天異常ですが、
生まれたときに先天異常がなかった人も、その後、
成長していく段階で、持って生まれた異常が表面化する可能性が
誰にでもある、ということを意味しています。


障害について考えること

このようにしてみると、子供を持つという時点で、
病気や障害をもった子供が一定の割合で生まれてくるということ、
また、子供はいつどんな病気や障害をその後持つかわからないということ、
こういうことを引き受ける覚悟が必要なのかもしれません。

見方を変えれば、子供ばかりでなく、
ママも、パパも、
今後、どんな病気や障害を持つことになるかはわからないのです。

したがって、「障害を持つ人が生きにくい社会」にわたしたちが暮らしているという事実は、
決して他人事ではないでしょう。
妊娠が、こうしたことを身をもって考える機会になれば、
それはそれでいいことではないでしょうか。


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