妊娠後期・妊娠9ヶ月・むくみ

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むくみは、赤ちゃんやお産に有益なもの

妊娠後期になってくると、水分の多くなった血液が循環するようになります。
そして、水分の多い血液からはその水分の一部が体の細胞にしみ出しています。
水っぽい血液は、赤ちゃんにたくさんの血液を届け、
血液が血管を通りやすくして高血圧を防ぎます。
また、水分を多く含んだ細胞は組織が伸びやすく、
子宮口を開きやすくする働きもあります。
このように、赤ちゃんやお産のために有益な体の変化がむくみなのですが、
ママにとっては、ちょっと困ったことであるのは確かです。


水分の移動で、むくんだり、解消したり・・・

夕方になると、体内の水分が下がって、足がむくみやすくなっています。
しかし、一晩寝ることで、その水分は全身をまわり、
朝になると、むくみも解消するものです。

しかし、朝になっても足のむくみが解消していなかったり、
逆に、朝になると顔や手にむくみが現れてくる場合は、
全身に回っている水分以上に、体内に水分がたまっている、と考えられます。


むくみだけでは妊娠中毒症ではない

日本では、むくみは妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)の症状とされていますが、
アメリカでは、そのようにはみなされていません。
もっとも、日本でも、むくみだけで妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)と診断することはありませんが。

だからといって、油断は禁物です。
ほうっておけば、むくみはしだいに強くなっていくこともあります。
1週間に500グラム以上体重が増えたときには、
むくみの状態が強く、妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)も視野に入れた診断が必要になるでしょう。


水分の極端な制限は脱水症状に

むくみを防ぐために、手っ取り早く、水分の摂取を必要以上におさえてしまう人がいます。
しかし、体内に取り込む水分量が少ないと、
脱水症状を起こす心配があり、そちらの方がむしろ危険です。

現在は、妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)予防のために、
水分や塩分の摂取を極端に控えることは効果的でないと考えられています。

水分や塩分で調節するのではなく、
疲れをためないことの方が有効です。


むくみ解消法

疲れたときは、横になって休むように心がけます。
足のむくみがひどいときは、足を高くして寝たり、
部位によって圧力を考慮してあるストッキングを利用すると軽減するはずです。
弾性ストッキングやソックスは、マタニティ用品売り場で、妊婦さん向けのものが売られています。




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