妊娠後期・妊娠9ヶ月・早産

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妊娠22週〜妊娠37週が早産

「正期産(せいきさん)」とは、医学的には、
妊娠37週〜妊娠42週未満までのお産のことです。
これは、正常な範囲のお産、という意味です。

これに対して、早産とは、
妊娠22週以降、妊娠37週未満で生まれてしまうことをいいます。

妊娠22週からとされているのは、万一、赤ちゃんが生まれてしまっても、
現在の医療技術によって外界で成長していけるボーダーラインが、
妊娠22週だからです。

妊娠34週を過ぎて、赤ちゃんの体重が2000グラムを超えているようなら、
生まれてしまっても大きなトラブルの心配はほとんどありません。

なお、流産の頻度が全妊娠の10〜15パーセントであるのにたいして、
早産の頻度は5パーセントほどといわれています。


感染による早産

早産の原因はさまざまです。
子宮口が自然に開いてしまう「子宮頸管無力症」や子宮筋腫があるなど、
自然にお産が始まってしまう場合と、
妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)や糖尿病などでママの状態が悪くなり、
子宮内の環境が悪化した場合とがあります。

従来、早産の半数以上が原因不明とされてきましたが、
それらは感染によるものだとわかってきました。

膣内にばい菌が入ってきて、それをやっつけようとしたときに、
子宮収縮を促す物質や、
赤ちゃんを包んでいる卵膜を溶かす物質まで出てきているようです。


早産のサイン:おなかの張りや出血

早産の兆候として、おなかの張りや痛み、出血、破水、おりものが急に増える、
などがあります。

ただし、これらの兆候が早産に結びついてしまうものか、
適切な治療をおこなうことで早産を食い止めることができる切迫早産なのか、
自分では判断できないため、
症状が出たらすぐに受診しましょう。


早産になりやすい人

1)子宮の形状に異常がある場合や、子宮筋腫の場合。

2)妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)や糖尿病などの持病がある人、
または、それらになりやすい人。

3)子宮頸管無力症の場合。
あらかじめわかっていれば頸管をしばる手術をします(子宮頸管縫縮術<ほうしゅくじゅつ>)。
最近は、経膣(けいちつ)式超音波で頸管の状態がくわしくわかるため、
心配な状態になったら、すぐに適切な処置がとられています。




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